このページは、毎週放映される「らっきー☆ちゃんねる」の裏話を公開しちゃいますよ〜☆
週刊らっきー☆ちゃんねる

今野宏美さんスペシャルインタビュー

全国の『らっきー☆ちゃんねる』ファンの皆さん、そしてあきらを演じる今野宏美さんファンのみなさまお待たせしました!
14歳のスーパーアイドル・小神あきらを演じてらっしゃる今野宏美さんの登場です。


小神あきら役今野宏美さん
――原作を読まれての感想は?
今野「かわいらしい絵だなと思ったのと、『ああそう、そんな感じがする』という"あるあるネタ"がすごく多くて、面白かったです。
私も、会話中にころころ話題が変わっちゃって『何で今の話がそういう話になるの?』とよく言われていたんですよ。だからアニメの中で、みんなの会話の内容がころころ変わっているのを見て『うんうん、急にそうやって違う話をしたくなるんだよね』と共感しました」
――今野さんは小神あきらというキャラクターを、どのように演じようとされましたか?
今野「最初は『14歳のアイドルの女の子』というのを意識しないといけないかなと思ったんですけど、黒い部分があるキャラだと知って、考えが変わりました。かわいらしくすることは特に意識せず、『何でもはっきりと言ってしまう普通の女の子』を思い切り出していくようにしたんです。
個人的には、あきらは強がっているからこそ黒い部分がある気がします。"14歳にして芸歴11年。両親別居中で、生活費をあきらが稼いでいる"という設定がありますけど、本人はそのことでそんなに悩んでないと思うんです。ただ世の中のことを達観してしまっている、『自分は子供だから、できないことがたくさんあるんだよね』と感じているんじゃないでしょうか。私はあきらみたいな子は、一生懸命に頑張っていて可愛いと思っています」
――今野さんは今までにもラジオ番組の経験がありますが、そちらと『らっきー☆ちゃんねる』はどのように違いますか?
今野「いままでとは全然別の感じで楽しいですね。以前の番組では、私は他の方に引っぱっていただく形が多かったんです。だからこの番組も、打ち合わせの前は白石君がメインだと思っていたんですよ。ですけど私がメインだと言われて『それはありえないでしょう? どうしよう!』と思ったら『白石さんが全てフォローしてくれるから大丈夫です』と言われて安心しました(笑)。ところがいざ始まってみると、私をフォローするどころではない一杯一杯の白石君でした(笑)。それが逆に番組中に面白く表れていると思います」
――キャラになりきって、ラジオ番組を収録されての感想は?
今野「最初は難しいんじゃないかなと思っていたんですけど、ラジオ冒頭のショートドラマをやったりしていると、どんどん私はあきらの気持ちになってくるんです。番組が始まって間もない頃は、ふと素に戻ってしまって『何をしゃべればいいんだろう?』と考えてしまうこともあったんですけど、今では苦もなく、勢いに任せ突っ走らせていただいています。 それに白石君は『あきら様』と言って私を持ち上げてくれるし、つっこまれていじめられる役になってくれるので、私からあきらを抜くほうが難しくなる。私というより小神あきらが出演している感じです。あきらになりきると、自分が普段言わないグサッとくるセリフを言えるので、とても楽しいです」
――番組中で、白石みのる君をいじるのは楽しいですか?
今野「楽しいですね(笑)。私は今まで、自分がいじられキャラになることのほうが多かったため、ツッコミにまわっている自分が新鮮でした。それに素の白石君が素直でストレートな方なので、すぐ一杯一杯になったり考えこんじゃったりと反応がとても楽しいんです。あきらの黒い部分が生きるのは、彼が持っている性格のおかげでしょうね。白石君あっての『らっきー☆ちゃんねる』です。
私の中では、アニメの白石みのる君と実際の白石稔君は、"似た部分を持った別人格"という感じがしています。白石みのる君はアシスタントとして頑張ろうとしているのを、私としては取り敢えずいじり倒して、芽のうちに摘んでおきたい(笑)。実際の白石君は、とても真面目で一生懸命な方なので、これからも一緒に頑張らせていただきたいです」
――アニメ『らき☆すた』劇中の『らっきー☆ちゃんねる』と、ラジオの『らっきー☆ちゃんねる』の違いはどのように感じられていますか?
小神あきら役今野宏美さん
今野「アニメは絵にあわせて決められた時間内でしゃべらないとならないですし、台本に従って演じる形になりますが、ラジオは台本がある部分と、自由にトークする部分があります。ですからアニメのほうが『演じている』という感覚が強いですけど、絵が動くことによって表れるリアルさがある。ラジオのほうは、私が素でしゃべっている分リアルであるという感じです。同じ『らっきー☆ちゃんねる』だけどまた違う世界なんですね」
――『らき☆すた』に登場するキャラの中でお気に入りは誰ですか?
今野「やっぱり白石みのるは色んな意味で気になりますね(笑)。原作にないオリジナルキャラとしてラジオにもアニメにもCMにも出てきて、『てんめぇ〜ちくしょう、おいしいところ持っていきやがって』というのもありますし(笑)、オリジナルだからこそ自由に動いているのも楽しいと思います。彼は、あきらのアシスタントだからという信頼感みたいなものもありますから、私にとってもあきらにとっても気になるキャラです。私から見ると、本編の白石君と『らっきー☆ちゃんねる』の白石君って全然違っていて、『アニメのほうが生き生きしていませんか? ラジオはどぎまぎしていませんか?』とも思うので面白いですね(笑)。 あと、あきらがアニメ本編に出るとしたら、こなたのお父さんとマンガやらアニメやらについての濃い話をしてみたいですね(笑)。お父さんに、小神あきらについて熱く語ってほしいし、私もアイドルの魅力をお父さんに語り倒したいですね(笑)」
――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
今野「アニメは本編はゆったりですが『らっきー☆ちゃんねる』でどっかーんと全然違う勢いになる面白さがあるでしょうし、ラジオのほうは、ぐだぐだなゆるゆると、濃いものを食べたような密度の濃さがあると思います。そのメディアによる違いを楽しんでいただけていたらいいですね。 『らき☆すた』はアニメ、ラジオ、雑誌、ホームページが色々と連動していますので、ぜひ皆さんもそれぞれの世界に参加していただいて、みんなで『らき☆すた』の世界を作っていけたらと思います。これからも勢いは増す一方ですので、聞き逃さず見逃さず楽しんでください」



今野宏美さんありがとうございました!