このページは、毎週放映される「らっきー☆ちゃんねる」の裏話を公開しちゃいますよ〜☆
週刊らっきー☆ちゃんねる

加藤英美里さんスペシャルインタビュー

全国の柊かがみファンの皆さん! また、かがみ役の加藤英美里さんファンのみなさまお待たせしました!
ツンデレと噂される・柊かがみを演じてらっしゃる加藤英美里さんの登場です。


柊かがみ役加藤英美里さん
――原作を読まれての感想は?
加藤「私は昔、4コママンガも含めてよくマンガを読んでいたんです。特に『ダイの大冒険』や『魔法陣グルグル』のような少年誌の冒険ものが好きだったんですけど、『らき☆すた』のように“あるあるネタ”を使って、まったりほんわかさせる4コママンガは新鮮でした。普通の4コママンガは、起承転結があって最後にギャグで落とすというタイプですけど、『らき☆すた』はちょっと変わったタイプの4コママンガだと思います。」
――柊かがみというキャラについて、どう思われましたか?
加藤「かがみは、しっかりした性格で鋭いつっこみを見せるんですけど、本音と違って強がったり、照れたり恥ずかしがったりするのがすごくかわいいと思います。『これがツンデレって言うんだ!』と、みんながツンデレ好きな気持ちがわかりました。私もツンデレ萠えに目覚めましたね(笑)。 原作に出てきたバレンタインデーの話で、こなたの想像に出てくるかがみが『義理だからね!』と言いながらチョコを渡すシーンが『うわ、かわいい!』とすごく印象に残っていて、アニメで自分が演じるのが待ち遠しいです」
――かがみを演じるときに、気をつけている点は?
加藤「かがみは、ツッコミのところは鋭くビシッと言って、普段のしゃべりとは差をつけるようにしていますが、それが怖くはならないように気をつけています。普段の何気ない会話では、普通の女の子の一面を出したいですね。 あと、ツンとデレの差を出せるのがすごく楽しいです。恥ずかしがって、思っていることとは違うことを言ってしまうとか、素っ気なく見せても心の優しい面が出てくるところとか、デレの部分はできるかぎりかわいく見せたいと思っています」
――柊姉妹はとても仲がよいですが、あの2人を見てどう思われますか?
加藤「私が今まで聞いた双子の話はあまり仲が良くないことが多かったので、柊姉妹のように仲がいい双子って素敵だなあと思います。あと双子で、これほどキャラが違うのも珍しいですよね。 私には3つ下の妹がいるんですけど、私たちには柊姉妹との共通点はなかなかないです。私の妹は、とてもサバサバしているんですよ。妹の方がツッコミで、姉である私の方がボケという、柊姉妹とは逆な感じです(笑)。でも姉妹間でのボケとツッコミをやりとりする雰囲気などで、共感できることもありますね。かがみみたいに、私が妹に勉強を教えてあげることはあまりなかったんですけど、TVの話題や家族の話題で盛り上がることはよくありました」
――かがみはライトノベルを読むのが趣味ですが、加藤さんにはそのような趣味はありますか?
加藤「本は一時期よく読んでいたんですけど、今はこなたみたいにゲームをやることが多いです。以前、友達にオンラインゲームの『ファイナルファンタジーXI』を進められてはまり、こなたみたいな生活をしていた時期がありました(笑)。だから5話でこなたが『ひとりだけアイテムが取れなくて』とかネトゲの話をしているときは『うんうん、気まずいよね』とか共感できましたね(笑)。以前いっしょにゲームをやっていたみんなにも『らき☆すた』をお勧めしておきました(笑)」
――かがみの髪型やファッションについてはどのように思われますか?
加藤「私自身あのような髪型をすることが多いので、以前からツインテールのキャラを演じたかったんですよ。あと、ツインテールってぶりぶりしたキャラが多い印象がありますが、かがみはズボンにサスペンダー姿など、ボーイッシュな服装が多いですよね。そのギャップも萠えなんじゃないかと思います(笑)。 お話の中でポニーテールにしたときも、あれはあれでよかったのに、すぐほどいちゃってもったいなかった(笑)。あの髪型で恥ずかしがっている姿が、すごくかわいかったです」
――つかさ役の福原香織さんといっしょに、ラジオ『らっきー☆ちゃんねる』に出演された感想は?
加藤「すごく緊張しました。あれは、私たちの台本にはほとんど何も書いてないんですよ。私とかおりん(福原香織さん)が『らっきー☆ちゃんねる』のあきら様と白石君の収録を聞いてから、その場でトークを作るという形なんです。ですから2人で『らっきー☆ちゃんねる』本編を聞きながら、気になった言葉を必死でメモしてからトークを始めました。 結果として、あきら様と白石君の高いテンションから、いきなりすごくまったりとした雰囲気になってしまったんですけど、それが逆に良かったと言ってもらえたので安心しました」
柊かがみ役加藤英美里さん
――では本当に即興で会話しているんですね。
加藤「そうなんです。かがみはツッコミ役なので『どうしよう、頑張ってツッコまないと!』と思っていたんですけど、いつのまにかかおりんがツッコミをしていることもありました。『あれ? でもそんなのもありかな』と思ったけど、やっぱりこれからもっとツッコこめるように練習します(笑)。 それと、つかさが白石君の名前を忘れていたことがありましたけど、あれはかおりんが素で忘れていたみたいですね(笑)。それもつかさらしくて良かったと思います。ただ白石さんは『本名もキャラ名もちゃんと“白石みのる”なのに!』といじけてました(笑)。 白石さんは、私は番組内ではそんなに関わっていないんですけど、劇中のキャラにも現場のキャストにもいじられているおいしいポジションだと思っています。本人も、いじられて内心喜んでいるんじゃないかな(笑)。今後もどんどんいじり倒していきたいと思います(笑)」
――アフレコ現場の雰囲気などはいかがですか?
加藤「『らき☆すた』のように、何気ない会話で盛り上がるなど女子高生みたいなノリで、まったりと楽しませていただいています。 あと、やはりアドリブが多いのが楽しいですね。私も、こなたがコスプレ衣装をつかさに渡したときの『とぅはっ!?』とか、こなたに団長腕章を渡されたときの『あんたの方が似合いそう』などはアドリブで入れてみました。それと、お祭りの時の金魚の名前を『ぎょぴちゃん』にしたのは、私が好きだった某アニメの金魚の名前から取っています(笑)」
――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
加藤「『らき☆すた』は、劇中に出てくる話を見て『そういうの、あるよね』と共感することもできるし、ほかのアニメのパロディネタを見つけて楽しんでもらうこともできるなど、いろんな楽しみ方ができると思います。日常の女の子会話をアニメにした作品はあまりないと思うので、彼女たちの会話を盗み聞きしているような気分で、まったりと気楽に見ていただいて、その中で時々『ぷっ』と笑ってもらえれば幸いです。これからも『らき☆すた』をよろしくお願いします」



英美里さんありがとうございました!